大阪の元気なSMバーARCADIA(アルカディア)グループ
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2003年に格好よくオープンした超有名なSMバーARCADIAグループを取材してみました、対象としたのはARCADIAの大阪本店、ARCADIA TOKYO、Titty Twisterです。
SMバー&フェティッシュバーとして有名なARCADIA
筆者は元々SMバーARCADIAの蒼月さんとは顔見知りで、当初ARCADIAのお客さんだった堂山鉄心さんとも面識があるが、今では鉄心さんはARCADIA TOKYOの責任者となっている。
特に若い女性に人気の高いARCADIAグループはSMバーの世界でも向かう所敵無しといいきれる程、常連客の多いSMバーであり、それぞれのお店の責任者も有名人である。
今回のターゲットはARCADIA(大阪)の蒼月流さん、ARCADIA TOKYOの堂山鉄心さん、Titty Twisterのおとなわさん3人にSMバーについての客層や男女比率、利用料金、SMバーでの遊び方や出会い率などを細かく聞いてきたので、参考にしてみてほしい。
尚、取材をおこなったのは新宿にあるSMバーTitty Twister店内にて。

「Titty Twister店内にて左から蒼月流、筆者、おとなわ、堂山鉄心」
蒼月さんに質問です、SMバーARCADIAを作った際に一番大変だったことは?どうしてARCADIAをオープンしようと考えたのですか?
蒼月:当時SMバーがなかったわけではないんですけども、大半のビジネスモデルがショーパブみたいなかんじで、SMを毎日ショーとしてやっているけれども来るお客さんはそういうショーが見たくてくるノンケさんばかりでした。
我々はそのノンケさんを観光客と呼んでいますけども、そういう人達が来るお店でマニアがくるお店ではないのが非常に強かったのです。

「写真は蒼月流」
その頃は女王様がやっててM男くんが来るビジネスモデルがあって、行き場のないM女さんやS男性が沢山いる事を知っていたので、そういう人達が集まれる場所を作れればいいなと思っていました。
ノンケの人ではなくてマニアの人たちがそこで何かを見つけることができる、否定されて生き続けてきているわけなので、性癖を自分で否定しているわけじゃないですか?
そんな性癖をもってしまった自分に嫌気がさしたりそういう方たちがいっぱいいるのを知っていたので、そういう人達が否定されない場所を作りたかったのです。
ARCADIAグループは例えなんちゃってSMでさえも一切否定はしません。
「そんなのはなんちゃってSMだ」とか言わないようにもしています。
その人のSMなので、その人の性癖は一切否定しないをモットーとしています。
ただし、犯罪は別ですよ、犯罪でなければどんな性癖でも否定をしないのがスタンスでお店をオープンしたのですけど、そういうお店がほとんどなかったのです。
また、男性がメインでやっているお店はほとんどなく、男性オーナーで女性メインはあったけど、男性メインのお店はなかったので、そういうお店が果たして成り立つのか?とは思いました。

「写真は蒼月流のARCADIAチャレンジの説明」
筆者:チャレンジですね
蒼月:はい、ものすごくチャレンジでしたね、当時はなかったんで。
業界からはもう半年でつぶれるでぇ~とか言われて絶対無理とか言われてましたね。
それに、こういう新しいものが出てくるとどうしても叩かれるじゃないですか、あることないことほぼ98%叩かれるんですけども、そういうのわかっててもしんどかったですね。
筆者:蒼月さんはいつもお店にいらっしゃるのですか?
蒼月:ARCADIA大阪、正確には大阪は付かないのでARCADIAですが、私は月に3日だけ東京に行きますが、あとは基本お店にいますね。
僕がゲストでどこかに呼ばれてない限りはほとんどARCADIAにいます、ですからARCADIAに来ればいつでも会えます。

「写真左は蒼月流、右は筆者」
鉄心さんに質問です、SMバーARCADIA TOKYOを作った際に一番大変だったことは?
鉄心:一番大変だったのは、蒼月さんの腰痛のケアですね。
筆者:あははははは(笑)そっちかよ
鉄心:腰痛いと機嫌わるぅなるんで、速攻どうケアしていこうかな?という辺りですかね?うん。
筆者:あはははは(笑)、でも内装とかは大変ではなかったのですか?

「写真は堂山鉄心」
鉄心:内装はほぼ蒼月さんが決めてくれていたんで、こういう風にやってもええかな?という確認だけは頂きましたけど、基本的には蒼月さんの構想でやりましたから、あまり僕はそんなに悩んでいないですね。
筆者:なんで東京に行こうとおもったんですか?
鉄心:儲かるかなぁと思って(笑)、でもいっこも儲かれへん(笑)
筆者:やっぱ東京はシビアですか?

「写真左は堂山鉄心、右は筆者」
鉄心:いやいやいやいや、パイがでかいじゃないですか。
規模がでかいから、僕が東京に来て誰も知らんのにデラカブ(新宿DX歌舞伎町)出していただいたり、もちろん蒼月さんの紹介というのもあるけども、AV撮るんでちょっと縛ってよとか、こんなん大阪おったら一生ないっすよ、ほんまに、一生ないっすよ。
そういうのも含めて商売の規模が全然違うので、そういう意味ではチャンスはチャンスですよね。
最初、蒼月さんとどこかにお店出そうって話になったときに、東京にお店出すか札幌辺りで安定的にメシ食っていくかという話で(笑)
まぁ、九州って話も出たんですけども、「どうする!?」と聞かれたときに、「そりゃ勝負したい」って言ったのはありますね。
「東京やったらあかんかもしれへんし、札幌やったら食ってはいけるけど東京やったらダメやったらすぐ引き上げなあかんけど、どうする?」
と言ってもらって、「そりゃ勝負しに行きましょうよ」って話をしたのは覚えてますね。

「写真はタバコを吸う堂山鉄心、カッコよさがみなぎる」
筆者:鉄心さんはお店には毎日いらっしゃるのですか?
鉄心:出張とかイベントなどがない限りは基本毎日お店におりますね。
おとなわさんに質問です、SM&フェティッシュバーTitty Twisterを立ち上げた時に大変だったのはなんですか?
鉄心:つばさ(奥さん)の機嫌取りやな(笑)
おとなわ:はい(笑)、奥さんの機嫌取りが一番大変でしたね。
筆者:収入面とかですか?
おとなわ:いえいえ、そういうのではなくて、かかぁ殿下(妻が強い)なんで(笑)
筆者:ということはお店は夫婦でされているんですか?
おとなわ:はい、そうなんですよ、夫婦でやっています。

「写真はおとなわ」
筆者:なんでお店をやろうと思ったんですか?
おとなわ:これはね、蒼月さんにラブコールをね、熱烈なラブコールを頂きまして(笑)
絶対おとなわさんは商売向いてないのわかってる、でも夫婦でやれば絶対うまくいくはずだと熱烈ラブコール頂いて、その頃僕はパフォーマーで、ARCADIAさんにはよくショーに出させていただいたという立場だったんですよ。
で、まぁ、仲良くさせていただいていたんですけど、もう夫婦でするしかないと言って頂いて、その時に奥さんも丁度妊娠して、それが発覚したんです。
そろそろ地に足をつけないと子供できたし、大変かな?と思って。
それで「蒼月さん、やります」って言いました。

「写真左は筆者、右はおとなわ」
蒼月:パフォーマーで食っていくって大変じゃないですか、それなら地に足を付けてやった方がいいでしょうと言ったんですよ。
おとなわ:はい、それでやりますってことになったんですよ。
筆者:おとなわさんはお店にはいつもいらっしゃるのですか?
おとなわ:一応日曜日、月曜日が休みで、それ以外は基本毎日いますね。
筆者:ちなみに、大阪本店のARCADIAは?
蒼月:大阪本店は日曜がお休みで、ARCADIA TOKYOも日曜日がお休みです。
今回新しいお店ができたのですが、そこは月曜日がお休みです。
筆者:ARCANAですよね。
蒼月:はい、ARCANAですね。
お三人に質問です、SMバーにはどのようなお客様が来られますか?
おとなわ:それぞれの店舗によって全然違いますね。

「写真左は筆者、右はおとなわ、おとなわさんの優しさが快く感じる筆者」
蒼月:お客様はそれぞれのお店で全然違いますが、それぞれの店舗の責任者の空気になるんで、その空気に合う人が来るんですよ。
根本的に来られるのはうちのグループではマニアの人、自分の性癖に気づいた人、冷やかし客は少ないです。
全店、冷やかし客に対しては冷たいんで、割とすぐ2回目は来ないですね。
鉄心:その冷やかし客の中にもたまにほんまもんのマニアもいますんで。
蒼月:うちに来て初めてSMっぽい行為をしたという男女はめっちゃ多いですよ。
うちは割と有名なお店なので、よくお客様に勘違いされるのは、あそこは有名店やからベテランしか行ったらあかんと、敷居が高いと思われているようなのですが、実際は経験がないとかSMを知らないからネットで検索した、どこかそういう話ができるところに行ってみたいという事で、その中で、うちは名前が売れているんで、見ていて安心そうやなと思ってはじめてがうちというお客様は多いですね。

「お客様の層について説明を受ける筆者」
鉄心:マニアが多いという言い方もちょっと誤解を招くと思うんですよね、なんか、やったこともないし、SMプレイ経験もないし、スキルもないし、どの程度できるかもわかれへんのに行ったらあかんちゃうのかな?とか、たまに聞かれますけど、僕らが言ってるマニアはマインドの話なので、スキルじゃないので、さっき蒼月さんが言ったように他人の性癖を否定する人じゃなければ全然ウエルカムです。
蒼月:冷やかし客は縛られている人をみて「うわーすげー」とか見世物小屋的に人を見るんですけど、そうじゃなくて興味があるけど実際にはなにもわからないけど、興味あるんで行っていいですか?と言われたら全然ウエルカムなんですよ。
ここで目覚めてくれた方は沢山いるんで、すごく嬉しいですね。
筆者:おとなわさんのお店は?
おとなわ:うちはですね、またちょっと変わっているんですよ。
うちはフェチズムの人が多いんですよ、SMだけではなくフェティッシュバーって一応名乗っているんですけど、SM&フェティッシュバーとしているんですけど、フェチズムの人が多くて、とてもおもしろいんですよね。
たとえば、ベビープレイ、いわゆる赤ちゃんプレイとか好きな人が飲める飲み屋なんて今まではなかったんですよ。
鉄心:ARCADIA TOKYOも大阪本店ARCADIAもフェティッシュ系の人が来られるんですよ、ただ、一緒になってオムツが履ける人はこの人(おとなわさん)しかおらへんと思います(笑)
おとなわ:全身タイツのイベントの時は僕も全身タイツになりますし、スパンキングのイベントの時は僕も叩かれますし、みんなで一緒になって遊ぶんですよ。ですから、マニアの人達がいっぱい来てくれるんですよね。
鉄心:いやぁ、おとなわさんには一生勝てないですよね僕は(笑)
蒼月:なんでもできる人ですね。
おとなわ:はい、僕はなんでも受け入れるんで、そういう人達がいっぱいきますよ。いろんな人種がきますね。
お店の中で男女の出会いは期待できますでしょうか?
鉄心:パートナーが欲しかったらとりあえずお店においでといいますね。大阪は営業年数が長いんで、お店の中で知り合って結婚した方々も十数組いますし、カップルさんなんて言ったらもう数えきれないですよね。
うちで知り合ってカップルになったという人達は数限りなくいますんで、本当に想像もつかないほどのレベルですね。
たとえば僕なんかでも、お客さんで大阪時代にSMパートナー作ったりしてますし、いくらでもですね。

「SMバーでの出会いについて語る堂山鉄心」
蒼月:最低限コミュニケーションとれる人であれば、まずできますね。
鉄心:お店側としては出会いの場というつもりはないですけども、やはり人と人との出会いの場なので、そこはやはりミストレスバーとの一番の違いじゃないでしょうかね?
お客さんが女王様目指して一直線じゃなくて、みんなで変態マニアさんたちで楽しみたいというのが、うちらのスタイルなんで、出会いのチャンスは数限りなくあると思っています。
蒼月:水面下でお試しでプレイをした人達なんて言ったらもう、ビックリするくらいいますね。
うまいこといった人達だけが表で発表している感じですかね(笑)
お試しでプレイしたという人は山ほどいますね。
筆者:では、出会いはかなり期待できるんですね?
蒼月:いえ、ガツガツしているとできないですね。
おとなわ:100%ではないというのはどこのお店でもわかっていることで、パートナーを紹介してと言われたら正直僕らも引くところがありますね。
お店の雰囲気とSMバーの主な遊び方について教えてください
筆者:どういう質問かというと、例えば筆者はお酒を一切飲まないんで、飲み屋自体に出入りすることはないんですけどね。
鉄心:僕もそうです、大阪店ではずっとコーラしか飲んでないんで(笑)
筆者:はい、例えばそういうお酒を飲まないような人間がお店に入ってきましたと、そういった人たちはどういう遊び方をすればいいんですかね?僕は遊び方がわかりませんが。
鉄心:僕らは独りで来られたお客様が他のお客様と話せるように、その状況を作ろうとするんですよ。僕ら、スタッフも含めて最初はお客様に声をかけて、お客様にお客様を紹介するような形でやっています。性別関係なく、男同士でも女同士でも男女でも同様にします。
でも、気が合わない人もいるんで、無理に引っ付けようとはしませんけど、なるべくみんなで遊べるよう、話せるようにというのは心がけてますね。

「SMバーでの遊び方についてスマホをいじりながら語る堂山鉄心」
イベントをよくされていますが、一番人気のあるイベントはどんなイベントですか?
おとなわ:くすぐりのイベントは最近多いですね、人もたくさん来られます。もう異常なくらい人が来るんですよね。
鉄心:SMじゃなくても色々なイベントの時に来店されることで、他の人達の嗜好を理解したりしますし、「あ、SMじゃなくてもいいんだ」という概念も皆さん持つようになるんで、例えばスパンキングのイベントなんかもそうですけど、SMという大枠じゃなくて、ただ単にスパンキングだけが好きという人達の集まりの中にくすぐりが好きな人が入ってきても、受け入れるというスタイルになっているんですよ。
蒼月:スパンキングはちょっと特殊でスパンキングマニアは超が付くほどのマニアがいるんですけど、その超がつくスパンキングマニアはSMと違うんだというこだわりがあって、そういう人達を受け入れてくれるSMバーが今まではなかったんですよね。
鉄心:ようはお尻叩かれたいんでしょ?と簡潔にまとめられちゃって、「いや、そうじゃないんだ」というところを聞いてもらえない人達が自分を受け入れてくれるところが今まではなかったんですよ、でもうちはそういう人達は喜んで受け入れているんです。
おとなわ:スパンキングってシチュエーションなんですよね、ただ叩くんじゃなくて、悪い事をしたでしょ?どうしてそんな事したんだ!というシチュエーションが大事で、「プレイとは違うんだ!SMプレイと一括りにしないで」という人達がいる事を我々も理解して、僕らはそれを一括りにしないんですよ、違いを知っているから。

「SMバーのイベントについて説明するおとなわ」
鉄心:じゃぁ、SMってなんなんだって話になるんですけど、僕とおとなわさんのSMは全然違うし、僕のSMと蒼月さんのSMも全然違うんですけど、それはただそれぞれのSMが違うだけって僕は思っているんですよね。スパンキングマニアさんたちのSMも当然尊重しますし、くすぐりというジャンルも尊重しますし、で、できたら俺のSMも否定しないでというのはありますね。
お客様の来店比率は男女でどの程度の差がありますか?
鉄心:6対4くらいで、女性の方が多いですね、最近は圧倒的に女子の方が多いです。
おとなわ:うちは何故か男が多いんですよ。
鉄心:男性が多い方がいいんですよね、女子ばかりだと女子って固まっちゃうからね。
おとなわ:女子祭りになる日もあるんですけど、なかなか男女のバランスはとれないですよね。

「来店する男女比率について説明するおとなわ」
蒼月:日によっては女性ばかりの時と男ばかりの時があってバラバラですね。大阪も6対4で女子が6割ですね、この間の周年でも270人くらい来てくれたけど、150人以上が女子でしたからね。
SMバーに来店されるお客様の目的はおもにどういったものでしょうか?
蒼月:一番多いのは聞いてほしい、してほしい、この話をしても大丈夫ですか?という人達で、日常でも友達に言えない人が多いですね。自分がドSだと言える人は少ないですし、本当に性癖を持っていて、日常の中で友達や家族や彼氏に言えない人は多いですね。
それを聞いてほしい、知りたい、他の人とも喋ってみたい人達がうちのグループ店は多いんじゃないかな?と思いますね。
鉄心:僕のイメージではSM藍のオープンチャットのリアル版だと思っています、出会いを目的にしている人もいれば、話を聞いてほしい人もいる、性癖を理解してほしい人もいる、ただ仲間に会いにくるだけの人もいるかんじで、本当にSM藍のオープンチャットだと思っています。
蒼月:プレイメインで来る人もいますからね。プレイ目的の人は本当にプレイだけしてさっさと帰る感じですし。
鉄心:そうですね、縛って欲しいから縛って!って縛られたら満足してさっさと帰る人もいますんで。
蒼月:色々な人がいますけど、基本は理解してほしいになりますね。
鉄心:でも、そこが成立してはじめて遊びに行く、仲間に会いに行くとかプレイする、は一番最初の「基本がありき」ですよね。

「SMバーに来る目的を説明する3人」
おとなわ:この間面白いお客様がいまして、出会い系で知り合った女の子の家に呼ばれて、行ってみたらドアノブに目隠しがかかっていて、目隠しをして部屋に入ったら即尺されたらしいんですよ。1回も顔を見たことないのに、13回もその女の子と会ったらしいんですよ。
その男性は女の子とセックスまでして、顔を見た事がないままで女の子から「つきあってください」と言われたけど、速攻断ったそうなんです。
こんな話は誰にもできなくて、うちの店に来て人に始めて話したらしくて、すごく喜んで帰ったんですよ。
鉄心:うちは逆バージョンがいて、出会い系で知り合って、マンガ喫茶(ネットカフェ)に指定されて、ネットカフェに行ったら女の子の個室の前に目隠しが置いてあるので、それを付けて待っていなさいと言われたそうで、それからエッチな事を沢山されたとか。
それを10回くらい顔を見せてくれなくて、その後はやっと顔を見せてくれておつきあいしたというような女の子がいましたね。出会い系というか痴漢サイトで出会ったらしいです。
筆者:色々な話が聞けるんですね
おとなわ:そういう話を聞けるだけでもおもしろいですね。
料金は男女別でいくらくらいなのでしょうか?
蒼月:女子は2000円で飲み放題のフリータイム、フリードリンクですね、男性はフリータイム8000円です。
鉄心:ARCADIA TOKYOは男性の料金体系が違ってまして、90分6000円、フリータイムだと9000円という料金体系をとっています。男性は90分経ったら「お時間ですけどどうしますか?」と聞いて、延長するなら、+3000円頂いてフリータイムに切り替えて頂く感じですね。
支払いは後払いですけども、「では合計で9000円になりますね」と伝えています。
来店して、もしつまらなかったら90分で帰って頂いても構わないのでという感じのシステムになっています。
おとなわ:うちは大阪本店と同じで、女子が2000円、男性が8000円のフリータイム/フリードリンクですね。
SMバーに来店される年齢層は男女別でどれくらいの人が多いのでしょうか?
鉄心:女性は20~30代が多いです、もちろんそれ以上の女性も来ますね。
比較的女性は若い子が多いかもしれないですね。男性は30代からがメインになってきますね。

「SMバーに設置してある遊び道具、男女共これを使って遊ぶそうだ」
おとなわ:男性は割と年配の方も結構いらっしゃるんですよね。
お客様の多い日は?
おとなわ:やはり週末、金曜/土曜が多いですね、うちは週末は朝までやっているので、夜中の1時に急にお客様が沢山来たりのパターンもよくあります。
鉄心:うちのコアタイムは21時~22時くらいです。
蒼月:うちも21時~23時くらいがコアタイムになります、特にイベントの日はみなさん話したい人、会いたい人がいらっしゃいますので、その日を狙ってくる方も多くおります。
ゆっくり話したいとかゆっくり遊びたいという人は平日にきますね。
おとなわ:人が多いとゆっくりできないと考える方もいますから、そういう方は逆に平日に来る方が多いと思います。
SMバーをやっていて「良かった」と思えることはなんでしょうか?
蒼月:僕はいつも言われるんですけど、「ARCADIAに出会えて本当に救われました」と言ってくれる人達が毎年一定数いるんですよ、男女共にね、女性だけじゃなく。
「ここがなかったらいつまでもくすぶってました、ありがとうございます」と言われた時の感動でやめられないです、それが一番ですよ。

「SMバーをやっていて良かったことを語る蒼月流、マジメな顔バージョン」
鉄心:僕が大阪本店にまだお客様で行っていた頃に、「こんな頭おかしい人間て世界で俺しかおらへん」と思っていたんですよ。
極端な話をするとたぶん俺って生まれて来たらあかんかったやつなんやろなって思ってて、性的に満足することなんて一生ないやろって思ってたんですけど、ネットで色々と検索してて「俺のやりたい事はSMじゃないんやろな」っておもって、じゃぁこれってなんなんやろなっておもってて、蒼月さんに「俺、みなさんのSMとは違うとおもうんですけど、俺、ここ来てて大丈夫なんかな?多分異分子やと思う」って言ったら、蒼月さんが「え?なんで?あなたにはあなたのSMがあって当たり前じゃないですか」って言ってもらったのが、2003~2004年くらいで「あなたがここに居たいと思ってくれるなら僕らは嬉しいんですよ」と言ってもらった時に、僕、始めて世界に色が付いたんですよ。
あの時の感動が忘れられないので、僕もそれに近しい人たちが沢山いるって事がわかって、俺だけじゃなかったんだ、同じような人が沢山いたんだってことがわかって、同じように本当に苦しんでいる人達が一人でもあの時の僕のような安心感を知ってもらいたい。
もう、それだけですよね、それをさっき蒼月さんが言ったように「あぁ、やってて良かったな」って、本当にそれですよね。
SM初心者さんに対して一言お願いします
蒼月:先ほども鉄心が言ったように、ここはネットがリアルになったようなものなので、始めてSMをしたい、興味が沸いた、その中でネットだけでは満足できない、ネットで知り合った人は怖いって人達がリアルでしている所に行って、直接自分の目でみてみたい、知ってみたい、話をしてみたいという理由で来られる方が非常に多いですね。
鉄心:ネットで知り合ってはじめて会う時に、外で会うのが怖いので、うちの店で待ち合わせをするとか、そしたらその男性が言っている内容、SMのスキルがあるかどうかが本当かどうかがわかるし、他の人の目もあるから無茶しないだろうと考えてお店を利用する方もおられますね。
筆者:では、初心者さんにとってはとてもありがたいですね?
鉄心:そうですね、みんな初心者は経験してますから。ネットだと相手が初心者だと知ったらやたらと上から目線の人もいらっしゃって「おまえそんなこともわからないのか」とか「そんなのはSMじゃねえよ」とか、そういう事を言う人が少なからずいますよね。
でもお店だと、リアルで顔を出しているので、うかつな事は言えないんですよ、例えばネットで自分が偉そうに言っていても顔を合わせていると他の人の事も意識してますから、みんな優しくなってしまうんです。
初心者さんにとっては、ネットは顔が見えないから安心な部分があっても、顔が見えないから攻撃する人は多くいるんです、そういう点ではうちらの様なお店で会うのは良い判断ですね。
おとなわ:うちの店はどんな人でもウエルカムで、それこそ冷やかしでもウエルカムにしているんで、最初のうちは冷やかしでも最後の方は「ごめんなさい」となって、一緒に楽しむようにもなったりするんですよね。
「馬鹿にしてたけど、こんなにおもしろいものだとは思わなかった」って考え直してくれて、帰って頂けると本当にうれしいですよね。

「どんなお客様でもウエルカムを語るおとなわ」
SMと緊縛は最近別れていますが、一緒ですか?別ですか?
蒼月:一緒と考える人もいれば別物と考える人もいますから、それは人それぞれ自分のSMに沿って判断すればいいと思います。大事なことは、人が考えているSMと緊縛が一緒でも別物でもそれを否定しない事だと思います。
緊縛もアート作品としての緊縛とSM緊縛がありますが、これらに関しても一切否定しない事です。
鉄心:「あんなのはSMじゃないよ緊縛じゃないよ」と言ってしまうと、つまらないことになっちゃうし、その人のSMだしその人の緊縛の世界だから何も否定する必要はないですね。
強いて言えば、「僕の緊縛とは違うな」の程度の話ですね。
お肉好きな人が「俺、豚肉好きなんだよね」と言ったら、「え?おまえ豚肉好きなの?」って言う必要自体がないと思うんですよ。
3人ともお店をやっているのに縄師としての活動をしているのはなぜでしょうか?
鉄心:売名行為かな?(笑)
僕はDVDとか出させてもらっているんですけど、本当ギャラなんていくらでもいいので、売名行為ですかね(笑)
おとなわ:僕はどちらかというと縄師としての活動が最初なんで、そのまま続けさせていただいているという感じですね。
鉄心:おとなわさん、売名行為は?(笑)
おとなわ:あはははは(笑)結果的には売名行為になっちゃうんだよ、そんなつもりはないんだけどさ(笑)

「さりげなく撮ったおとなわのショット」
鉄心:そのつもりしかないわ(笑)
蒼月:僕は基本的に縄師だと思ってないので、SMする人だと思っているので、強いて言えば踏み師ですかね(笑)縛るよりも靴で踏む事が好きなので、踏み師って言われるんですけど、自分では縄師と思っていないんです。
しかし世間では縄師と思われてますし、ショーのオファーが来るので出ますけど、できる限り自分の世界観を見せようとは思いますね。
僕の場合はどちらかというと自分のナルシズムを満足させるのが目的ですね(笑)

「蒼月流のロウアングル」
僕のショーをみろとか、M女に「僕を見ろよ!」という感じで(笑)
自分が満足する為にしている感じですから、売名行為と言われたことはあるけど、基本自分が満足する事が一番重要だと思ってしています。
蒼月さんに質問です、ARCADIAグループに今回新しくARCANAが加わりましたが、Titty Twisterを除いて、今後も「アルカ」とつけるのですか?「サークルALCATRAZ」もアルカと付きますが?
鉄心:元々ALCATRAZのメンバーがアルカと呼んでいたので、そこからのARCADIAですもんね。
蒼月:最初は意図的にみんなアルカと言っていたから、SMバーの店名もALCATRAZにしようと思っていたんですよ、でもやっぱり分けた方がいいなと思いまして、サークルはサークル、SMバーはSMバーで分けたんです。
ARCADIAの意味は桃源郷という意味で「いいじゃない」で、アルカをまた付けた感じなんです。そしたら、今まで通りアルカって呼んでもらえるかな?と思って。
今回のARCANAはネタから入ったんです(笑)
次にアルカと付けるとしたらアルカイダしかないと思うんですよ(笑)
筆者:それ、テロリストじゃないですか(笑)
蒼月:ARCANAは神秘という意味があったので、SMバーに相応しい名前かなと思いました。
ネタから入ったと言うのは、うちのお客さんがARCADIAそっくりのロゴ(ARCANA)を作ったのが始まりで、本当にネタから始まったという感じなんです。
それが本当にお店としてオープンしたので、ネタじゃなくなっちゃったみたいな(笑)
現在東京、大阪とSMバーを出店していますが、他の都市に出店予定はありますか?
鉄心:いつ八戸出店します?(笑)
筆者:八戸出店(笑)
蒼月:東京に作った時に意図的に「東京へ飛び出そうぜ」という事だったんですけど、それ以外は全部偶然なので、向こうからお話を頂いてとかですね。
それで、おもしろそうやなと思って、何かやってないと僕は死んじゃうんで(笑)
3年くらいやったら飽きるんで、次の事がしたくなるのと、SMバーって大手資本企業が入らないんですよ。普通の業界だと、大手資本が入るんで、必ず大手に負けるんですけどね、SMバーの業界は大手が入らないんです。わかってないと、お客さんが来ませんのでね。
ARCADIAグループはグループ化する事によって数がチカラになりますから、例えば初めてSMバーに行く時に東京なら東京のARCADIAグループに行こうとか、大阪なら大阪のARCADIAに行こうとか、そういうチョイスをしてもらいやすくなります。
後は後継者を育てたりという目的もありますし。
結局、SMバーと言ってもお店ではなくて人なんで、人が僕のARCADIAイズムを受けついでくれるのを考えてまして、Titty Twisterなんて僕の意思を全く継いでませんし(笑)
僕のARCADIAイズムを具現化できる人がいたら、新規店舗を出す可能性がなくもないですし、いなければしないというだけの話です。
ですから、たまたまタイミングだけなんですね、本当に。
鉄心:無理にお店作ってとかはないですもんね。
蒼月:例えば、北海道にお店を作るとして「あー、この人だったらARCADIAグループのお店をしてもらってもいいかな」と思い、ちゃんと理解してくれている事がわかっていて、下地があってたまたま良い物件があったりすれば、やるかもしれませんし、やらないかもしれないし。
鉄心:今大阪と東京にあるから、次は名古屋に作ろうとかそういうのはないんですよ。
蒼月:ですから、そういう類の野望でやっている訳ではないんです、本当にたまたまで、Titty TwisterにしてもARCADIA TOKYOが3階でたまたま同じビルの4階が空いているってことで、出店した感じですから。
今回ARCANAを出したのは、相乗効果があればいいなという考えで、もしARCADIAが合わないお客さんがいてもARCANAなら合う場合もありますし、最終的にはどちらもキャパが増えればと思っています。
鉄心:うちもそうなんですけど、うちのお店で合わなくてもTitty Twisterだと相性が良いと思われるお客様もいると思うんですよね。
おとなわ:そうです、それにその逆でTitty Twisterが合わなくてもARCADIA TOKYOが合うというお客様もいますし。
蒼月:現在ではARCANAのお客さんは半分以上、ARCADIAのお客さんが行ってるような状況だと思いますし、半年後か1年後には両店共にいけると僕はふんでいるんで。
キャパが増えると思っていますが、あかんかったら潰します(笑)
ARCADIAでは100%満足させられないんです、全員は無理なんですよね。
満足している人でも3年くらい経つと飽きてくるんです、その時に飽きてしまって常連になってきたなとか、扱いが雑になってきたなとかあるんですよ、お客さんから言ったら(笑)
なんか、ムカつくから他の店に行ってやろうと思った時に選択肢はあった方がいいと思うんです、その選択肢にうちのグループが入ったらおいしいじゃないですか(笑)
イヤラシイ話ですけど(笑)
ですから、受け皿は沢山作っておいた方がいいかなという、それだけですね。
僕らは他店の事は一切意識してなくて、うちの常連さんが他店に行かれても全然OKなんですよ。
今、うち15年やっているんですけど、うちがオープンしてから流行ったじゃないですか。
流行ったら類似店がいっぱいできるんですよね、一時期は13店舗も出来た事がありましたけど、そんなに類似店が増えても、うちは売上が減ったことはないんです。
今は類似店が減って5店舗くらいになっているんですけど、やっと減ったなぁと思っても売り上げが上がる訳でもないんですよ(笑)
結局、うちはうちでしかなくて、他店は関係なく、うちがしっかりしていたらうちにくるし、ただ「飽きた」もあるでしょうし、「蒼月と合わへんな~」もあるでしょうし。
「あの偉そう感は合わへんわ」とか(笑)で来ない場合もあるでしょうしね。
ARCADIAは2000年に始めたサークルALCATRAZから発展したのでしょうか?
蒼月:はい、原点ですね。ただ、勘違いされている方がいるのですが、ALCATRAZが儲かったからARCADIAを作ったと思われている人もいるんでしょうが、それはありませんね。

「写真は蒼月流のサークルALCATRAZの説明」
ARCADIAオープン当初はそう考える人もいましたが、サークルとSMバーは根本的な部分が違っていて、ALCATRAZのメンバーをそのままARCADIAに流すのが難しいのは誰が考えてもわかると思います、なんせ層が全く違いますし、利用する時間帯も限られますから。
ARCADIAはALCATRAZに参加できない人達の為に新たに作った人と人が繋がりを持てる場所として、みなさんの居場所としてサークルとは別でSMバーとしたんですよ。
根底にあるコンセプトはサークルから引っ張って来たものですから、カップリングやお客様の良さも含めてすべてはサークルが原点になります。
鉄心:東京もサークルあったんですけど、現在は縄会になっています、東京は縄会の方がみなさん参加しやすいみたいなので。
ARCADIAグループは今後、他事業展開もするのでしょうか?それともSMバーに徹したグループ運営をするのでしょうか?
鉄心:次はカジノでしょ(爆笑)
蒼月:せーへんせーへん(笑)

「写真はTitty Twister店内の内装」
基本的に現在の状態で満足しているので、事業欲がない訳ではないのですが、楽しいからやっているというのが本当に多いのです。
最後にARCADIAグループ代表の蒼月さんから一言
蒼月:ネットSMしている方達の中で、SMバーは嗜好を金儲けにしているから嫌いという人がいるのですが、嫌な人は来なければいいだけですから。

「蒼月流からのメッセージ、なぜかスネが見えてしまっている(笑)」
ただ、それだとダーツバーはダーツを金儲けにしていて、家でやればタダでできるのに金とってんじゃないか?と考えたら、SMバーとの違いはあるのか?という事です。
SMバーは利益を得ないと運営ができないというのが正直なところで、仕事としている以上は給料をもらわないと生活もできませんから。
ですから、僕から言わせれば偽善的なことをいいますけど、うちはお金儲けでやっていないと思っています。よくSMサークルが会費をとって、営利ではないと言ってますが、お金を取っている以上は営利なんですよ。
うちは、うちの中でSMしている内はできる限り安全にSMをしてほしいと思っています。
うちの外に出たら、何もできませんが、みなさんの居場所として経費がかかるから、「みなさんから頂いて運営しているだけですよ」と言いたいのです。
我々が必要なくなったら、たぶんお店は潰れるので、その時はその時で「間違っているだけだな」と思いますので、金儲け云々ではない事をできれば知って欲しいなと思います。
ARCADIAグループの取材終了後の感想
正直言ってこの3人は凄いと思いました、SM初心者への配慮やSMに対しての考え方などを改めて考えさせられた感じがします。

「写真は左から堂山鉄心、蒼月流、おとなわ、格好よくキメてくれた!」
子供の頃にいろいろな遊びをしてきました、大人になれば大人の遊びがあり、特殊性癖の持ち主は蚊帳の外ではなく、その遊び場の提供をしてくれる人やお店があることで、人と人の縁があり、わかってくれる人がいることで自分を肯定することができるのです。
SMバーは「バー」というようにお酒を飲むところと称していますが、実際にはお酒よりもむしろ「自分のSMへの理解」をする場所なのだと思いました。
筆者はARCADIAグループをこれからも応援していきたいと思います。
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