概念を作り直す
こちらでは概念のお話をします、概念というのは「思い込み」でもあり、人によってはルールに近い表現を使うこともありますが、概念というのは単に「他人のわがまま」というのが実は答えだったりします。
例えばSMという世界でSMプレイの内容を決めたのもどこかの誰かでしょ?そのプレイ内容が表に出回って流行って人が真似をしてやがてSMというカテゴリができたわけです。
つまり元は誰かが作ってそれを真似て更に真似てを繰り返してSMというカテゴリの人口が増えていっただけです。言ってみればSMを作った人は開発者でありSMの著作者です、我々はその開発者の概念を都合よい方式に作り替えて使っているユーザーです。
あなたが影響を受けたSMとはなに?
あなたがSMの世界に入ってきて「衝撃的だ!」や「なにこれ!?なんか興味ある!」となった入口というのは、ほぼ9割以上が他人が描いたSM作品の影響だと思います。それは小説だったり、マンガだったり、映画だったり、アダルト的な映像や情報などだったり、何かのきっかけが入口だったのでしょう?
でもそれは作者がいてその作者が描いたSMの世界なのですよ、だからメディアとして存在するすべてのSMカテゴリのものはすべて架空の世界なのです。もちろんアダルト的な映像のSMプレイ動画なども同じ、その架空の世界をみて影響されて真似をしているが皆さんでしょ?
その世界観が好きとかどっぷり浸かっていたいとか人それぞれSMに想いを寄せていると思うけど、それが実は洗脳だと気づいていたらその人はとてもSMを楽しんでいると思う。
僕はかなり幼少の頃からSM的な概念を自分で作りだしている人間だったから、大人になって他人が作り上げているSMの世界観に抵抗があったんだよね。そして「あー、これ、洗脳なのか」ってすぐに気がついた。
洗脳だと理解した上でSMのカテゴリに属するのはとても楽しい、はっきり言ってこれほど都合の良い世界があるとは思わなかったというくらい楽しいのです。で、恐らくはこれを読んでいる皆さんのほぼ9割以上の人が洗脳されていることに気が付いていないのです。
何が言いたいかというと、SMという世界は洗脳されたままでも楽しいし、洗脳に気づいた人でも楽しく過ごせる世界観があるということです。
物事には必ず意味が必要になります、人が怒る、人が笑う、人が泣く、人が喜ぶなど、これらは何かしらの意味が付きそうことになります。しかし、SM行為にはさほど意味を付けなくてもいいんですよ?それに騙されていいんです、その説明をしますね。
SMは洗脳的な世界観
SMという世界は実は洗脳だとお話しましたが、SM行為で騙しても騙されてもこれ、楽しいのですよ?まぁ、プレイ上での話ですけどね。普通のセックスだと例えば女性が男性性器を愛撫していて男性が射精しそうになった時に突然女性が「やーめた!」って言ったら?男性は怒るよね?たぶんだけど。
でもSMの世界で同じことしたらどう?その男性は「寸止めプレイだ!」という超超超アクティベートなポジティブ精神で他人の愚行を良心からの行為と受け止めるわけです(笑)
いやいや、実際そうじゃん?僕は嗜好的にはMだけどさ、寸止めされたらたまらなくその相手の人を好きになっちゃうもん、Mっけもっていると射精を取り上げられちゃうと凄く興奮するでしょ?
だから、性別関係なく相手に対して非常に失礼なことをしたとしてもそれが逆に相手に喜ばれてしまうという結果が生まれるのです。で、じゃぁ、普通に射精までさせてもそれはそれでいいわけじゃん?だから、どっちの結果でも「おお!いいではないか!」ってなるのがSMなんですよ?それすごくない?
だから僕らのように実はこれ洗脳なんだなって気づいていたとしても言わないでしょ?一般と比べてマイナス意識が全くないんだから害が全くないのですよ。
まぁ、せっかくなのでSMの何が洗脳なのか?を少しだけ説明するね。
SMの何が洗脳なのか?
SMに慣れてくれば「人間同士が傷つけあう行為を恐怖と感じなくする」ことも可能なのです。現に自分で自分の肉体改造しちゃっている人もいるでしょ?そこに罪悪感もなにもない、恐怖感もないし、肉体改造が当たり前の人には当たり前の行為となってしまうのです。
鞭を打つ、足で踏みつける、縄で縛るなど、普通に考えればこれらに慣れてしまうというのはとてもおぞましいのですよ?
痛みを与える快感、痛みを与えられる快感というのは相手に傷をつけるあるいは相手から傷をつけられる行為なんです、それが平気になるというのはまさしく洗脳ということです。
他にもたくさんありますけど、大まかにはこんなかんじ。
つまりさ、戦争に利用する兵士になっても痛みを快感と感じたり、痛みを与えることを快感と感じてしまえば、その兵士は国にとってはとても都合いいでしょ?
そゆこと。
自分の概念を作り直す
今までずっと他人が脚本を書いた通りのSMをしてきた人、もう当たり前なSMではなくオリジナリティのあるSMをしてもいいと思いますよ?もちろん、基礎概念はSはサディストで責める人、Mはマゾヒストで責めを受ける人はそのままでいいと思います。
あるいは新しいSMプレイの概念やプレイ方法などを発案し、実践に取り入れてみるのもおもしろいとおもいますし。尿道プレイなどは発案されてからまだ20年も経っていませんし。
ここ数年で流行ったのが精神的な繋がりのみのSMプレイですね、元は道具を扱えないS男性がどうにか自分の思い通りに女性を奴隷扱いする為の苦肉の策だったのですが、まぁ、簡単に言えばSMの技術はないけど自分の思い通りになる女が欲しいという概念で作られたのが精神的な繋がりのみのSMプレイです。
道具を使わないとなにするの?となりますが、普通にエッチして終わりです。そのエッチに主従関係という意味を作り上げることで強制的にSMプレイにしたのです、まぁ、これも概念ではあるので、これはSMなんだ!と言い切ればそれはSMプレイそのものなのです。
精神的な繋がりのみのSMに興味を示した似非S男性たちがやった行動は「顔を怖い感じにして女性に奴隷になれ!と強く発言する」というもの(笑)、で、実際にその行動で奴隷になった女性がいたかどうかはわかりません。普通に考えればそれで奴隷になる女性はほぼいないと思いますが、これが一時期似非S男性たちの信念的なものにもなったのには驚きましたね。
まぁ、概念は人の評価を気にしなければいくらでも作れますから、皆さんも自分のSMの概念というものを作ってみてはいかがですか?
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